【イベントレポート】次世代のJr. Champions応援LTに若手エンジニアが参加してきた!

【イベントレポート】次世代のJr. Champions応援LTに若手エンジニアが参加してきた!

本記事はアジアクエスト Advent Calendar 2025の記事です。

目次

    はじめに

    こんにちは。
    クラウドインテグレーション部の安藤と、デジタルイノベーション部の櫻井です。
    私たちは、先日9/30(火)に開催された「次世代のJr. Champions応援LT」に参加してきました。
    今回は、ここで得た学びや感じたことをレポートにまとめてお伝えしていきます。

    イベント概要

    イベント名:次世代のJr. Champions応援LT
    日時:2025年9月30日(火)19:00~21:00
    場所:AWS目黒オフィス
    主催:2025 Japan AWS Jr. Champions

    次世代のJr. Champions応援LTとは

    現役Jr. Championsの若手エンジニアが主催となり、AWS目黒オフィスで開催された、次世代を担う若手エンジニア向けのLTイベントです。
    LTのテーマは「AWSのことなら何でもOK」。
    次世代のJr. Championsが期待される若手エンジニアたちが、それぞれAWSに関連した経験や、感じたことを5分間という短い時間の中で発表しました。


    Japan AWS Jr. Championsとは

    Jr. Championsとは、AWSパートナー企業に所属する若手エンジニアのための表彰・育成プログラムです。各企業最大2名まで表彰され、Jr. Championsの選考では以下の内容が評価されます。

    • Challenge(挑戦): AWSの技術的な挑戦や、新しいことへのチャレンジ経験
    • Influence(影響): 勉強会開催などコミュニティをリードしたり、自ら起点となって周囲に与えた影響
    • Output(貢献): ブログ執筆、イベント登壇などの個人発信

    Jr. Championsに選出されると、1年間以下のような活動をします。

    • 月に1度、オンラインまたはオフラインで開催されるJr. Champions限定の勉強会やライトニングトーク(LT)などのイベントに参加する
    • 学んだ知識や経験を、ブログや勉強会、イベント登壇などを通じて社内外へ積極的に発信する
    • 選出されたメンバー同士で交流し、自発的に勉強会を企画・運営を行う

    Jr. Championsに選出されることで、活動を通じキャリアアップやスキルアップなど、貴重な経験を味わうことができます。

    また、今回のイベントで、Jr. Championsの方とも話す機会があり、新卒1年目でAWSの全資格を取った方や、様々なイベントを開催する方など、活力に満ちた方々ばかりでした。

    会場の様子

    イベントが開催されたAWS目黒オフィス。
    会場には、現役のJr. Champions、そして次世代のJr. Championsを目指すLT登壇者、聴講者の合わせて約50名もの若手エンジニアが一同に集まっていました。

    今回のイベント主催を含め、Jr. Championsとして様々な場で活動をしている方々、またその姿を目指して日々積極的に活動に励む若手エンジニアたちということもあり、そこから発せられるエネルギーは一味違います!

    会場に一歩足を踏み入れたとたんに、ガラっと空気が変わったようなすさまじい熱気を感じました。

    202512_jr-champions-lt-report_image1

    また、会場では知り合い同士の同席を避ける形で各テーブルに座るように案内されたほか、現役Jr. Championsのエンジニアも分散して座るようになっていました。
    普段交流する機会のない若手エンジニアや、Jr. Championsの方と話しやすい工夫がされており、会場内の各テーブルで、普段交流のないエンジニア同士で話が交わされる様子が見られました。

    私も同テーブルとなった方々とお話させていただいたのですが、社内勉強会を開催したり、積極的にブログ発信するなど、積極的にナレッジ共有のアウトプット活動をしているというお話を聞き、私ももっと発信に力を入れたい!と感じました。

    LT発表について

    発表では次世代のJr. Championsが期待される若手エンジニアたちが、AWSに関連した経験や、感じたことを5分間で発表しました。

    アジアクエストからも、クラウドインテグレーション部の秋山さんがLT登壇されました。

    202512_jr-champions-lt-report_image2

    秋山さんからは、KiroというAIエージェントを活用したIDEを使ったハッカソンに参加した経験談の発表がありました。
    Kiroは今年7月にパブリックプレビューとして公開されたばかりの新しいツールで、会場内でも初耳の人は多かったのではないかと思います。
    実体験に基づくKiroの便利なところ、課題を感じたところのお話は非常に興味をそそられるもので、私もKiroを使ってみたいと感じました。

    他にも、発表では開発などで役立つようなAWSサービスの使い方だけでなく、AWSの略称方法に言及するなど、どれも面白い発表でした。
    今回はその中から、個人的に業務に役立つような使い方や興味深い内容についてピックアップして紹介します!


    VS CodeからAWS Lambdaを使用する

    多くの方が使用しているコードエディタ「VS Code」の拡張機能である「AWS Toolkit」を使用することで、VS CodeからAWSリソースへの接続、一覧の表示など、AWSサービスの操作をすることができます。

    AWS Toolkitを使用することにより、サーバレスでコードをデプロイし、実行を行うAWSサービスであるAWS Lambdaでは、コードのテストやデプロイをVS Code内で行うことができます。特に、これらの機能を業務で用いることで、ローカルでのテストでのバグの早期発見・デプロイの効率化により開発効率の向上や、VS Code+Toolkitによる開発環境の統一などのメリットがあります。


    EC2でマイクラサーバーを構築する

    世界的人気ゲーム「Minecraft」、通称「マイクラ」のゲームサーバーをAWSを用いて構築することができます。サーバーの構築ではAWSのサーバーサービスであるEC2を用いて構築します。

    サーバーを構築する際、EC2にサーバーのインスタンスプロファイルを設定する必要があるのですが、マイクラの公式ページで配布されているため、数分で構築することができます。

    ちなみに、発表後に登壇者と話をしたところ、無料枠のインスタンスではゲームが重く、動かなかったようです...

    最後に

    今回のイベントでは、普段なかなか関わることのない他社エンジニアとのLT会や交流を通して、新しい刺激をたくさん受けることができました。
    5分という短い時間ながら、それぞれの登壇者の知見が詰まった発表は、それまで知らなかったことや興味を惹かれるものばかりで、とても勉強になりました。

    何より、現役Jr. Championsや次世代Jr. Championsを目指すエンジニアの方々が日々取り組んでいる活動について見聞きできたことは、こういったイベントでしか得られない貴重な刺激だと思います。

    私たちも次世代のJr. Championsを目指すエンジニアとして、このイベントで出会った尊敬するエンジニアの方々の姿を胸に、ブログや登壇を通した知識意見の共有やAWSコミュニティの魅力発信など、様々な活動に取り組んでいこうと思います。

    アジアクエスト株式会社では一緒に働いていただける方を募集しています。
    興味のある方は以下のURLを御覧ください。