クラウド初心者がAWS Cloud Questをやってみた
目次
本記事の概要
4月入社予定のインターン生(クラウド初心者)がAWS Cloud Questをプレイしました。
Cloud Practitioner編をプレイした様子とその感想を共有したいと思います。
AWS Cloud Questとは?
Amazon Web Servicesが2022年3月に公開したオンラインロールプレイングゲームです。
プレイヤーはクラウド技術者となり、街の課題をAWSを駆使して解決し、街を発展させていきます。
本物のAWSを動かして課題をクリアするため、ゲームを通してクラウドの技術を学べることが特徴です。
また、Amazon.co.jpのアカウントがあればプレイできます。
公式サイト:AWS Cloud Quest
プレイの様子
まずはアバターの設定
スタート画面
自分のアバターの設定で、性別、肌の色、髪型、服装など自由に変更できます。
集めたお金で新しく服を買うこともできます。
ちなみに、名前は一意のものでないといけないみたいです。
(別アカウントで同名のアバターを設定できませんでした。)
設定完了 AQカラーの赤でいきます。
街中を自由に歩き回れ、乗り物で移動も可能。
キリンとか歩いてる不思議な街ですね。ペットにはならないそうです。
困っている人を助けよう
困っている人に話しかけると、会話が始まります。
どうやら波の高さを予測するウェブサイトがサーバーの問題で提供できないそう。
そこで、解決策としてAmazon S3で静的ウェブサイトのホスティングをすることを提案します。
ここから解決パートに入り、実際にソリューションを作っていきます。
Learn、Plan、Practice、DIYのステップで構築をしていきます。
構築するソリューションについて学び、構築の計画を立て、実践し、最後に自分で変更を加えるという流れで行うようです。
Learnでは、どのようなソリューションを作るのかの説明や、ざっくりS3で何ができるかの解説がされます。
動画での解説も見れます。
Planでは、ソリューションの構築計画を立てます。
すでに計画は出来上がっているので、その手順を見ていきます。
バケットを作成して、静的ホスティングを行い、バケットポリシーでセキュリティを構築するようです。
Practiceでは、手順に従って実際にAWSを動かします。
「Open AWS Console」からAWSのコンソールに移動して、ソリューションを作成します。
S3でバケットを作成。ここで静的ウェブサイトをホスティングしていきます。
インターネットからアクセスできる状態にしたいので、パブリックアクセスのブロックをオフにしておきます。
予めクラウドクエストが用意しているファイルをアップロードします。
バケットポリシーを編集し、一般のアクセスを許可します。
静的ウェブサイトホスティングを有効化し、ウェブサイトをホストします。
生成されたURLから波の予測サイトへ飛ぶことができます。
ソリューション完成!
DIYでは、Practiceで作ったソリューションに変更を加えます。
ここでは、index.htmlというファイルをwaves.htmlに名称変更することを求められています。
waves.htmlに変更し、S3のバケット名の入力するとクリア!
波の予測サイトが直ったことで、ビーチに人が戻ってきたようです。建てる灯台を選ばせてくれるみたいです。
課題を解決したことで、レベルアップしました。課題1つで2レベルぐらいあがるので、全部終わる頃には20レベルぐらいになってました。なかなかの成長性。
Cloud Practitionerの全ての課題をクリアすると、バッジがもらえます。(credlyで確認できます。)
ペットやドローンを収集しよう
街中には、ペットにできる動物やドローンがいます。
ペットを獲得する時、打ち落としたドローンを回収する時にクイズが出題されます。それがなかなか難しくて、何度も間違えました!
ここでは、「新しいAmazon EFSをデプロイする時、どのサブネットをマウントターゲットとするか」といった問題が出ました。
ペットは19種類。獲得するのに10問以上正解しないといけないペットもいるので、全部捕まえるのに結構時間がかかります。
獲得したペットは連れ歩きできます。
ペンギンかわいい!!!!!
無料版ではCloud Practitionerの範囲までですが、サブスクリプションでデータ分析、機械学習、セキュリティなどの分野をプレイできるようです。
感想
プレイしてみて、以下のように感じました。
- ハンズオンを通して実践的なAWS体験ができる。
- 解説付きでサクサク進められる。
- 開発環境が用意されていて、すぐに取り掛かれる。
- ペンギンかわいい
また、後に行ったAWS実機検証で、クラウドクエストで得た知識が活かせました。
クラウドに触れてみたい人には、ぜひ体験してほしい内容だと感じました。
しかし、プレイして以下の部分で苦労しました。
- 英語でしか提供されていない点
- テキストがコピーできない点
TOEIC400点レベルの筆者には難読でした。専門用語も多かったので、IT初心者がいきなり始めると苦労するかもしれないです。英語がんばります。
また、ゲーム中の会話や説明などがテキストとして認識されない(マウスで選択できない)ので、直接翻訳機にペーストできませんでした。
筆者はMacbookを使っていたので、スクリーンショットで取った画像からテキストだけコピーしてなんとか読みました。
Windowsであれば、「ScreenTranslator」というOCRツールですぐに翻訳できるようです。英語が苦手な方はぜひ使ってプレイしてみてください!
それでは。
参考ページ:ScreenTranslator
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