研修手続きを自動化!情シスが実現した業務効率化

目次
はじめに
こんにちは!情報システム部の星野です。
以前、こちらの記事も執筆しているので、見ていただけたら嬉しいです。
本社会議室の利用状況を可視化してみた話
さて今回は、手動で実施していた定期業務を自動化し、業務効率化を図った話を紹介します。
社内ワークフローサービス(kickflow)、iPaaS(Zapier)およびSlackを組み合わせて実現しました。
セキュリティ研修受講案内における課題
アジアクエストは、システムインテグレーション事業を主軸としており、一部の業務を協力会社(以下、BP)に委託するケースがあります。
この場合、クライアント様および当社双方のセキュリティポリシーを、BP所属のエンジニアの方にも順守していただく必要があるため、
当社よりセキュリティ研修の受講をお願いしています。
アジアクエストでは、主なコミュニケーションツールとしてSlackを使用しています。
セキュリティ研修の受講までの案内もSlackにて行っています。
課題として、BPが増えたことによる研修受講案内の工数増加がありました。
この研修受講案内に伴う事務手続きや、これまで手動で行っていたプロセスについて、一連の流れを自動化しました。
業務フローと自動化内容
以下、これまで手動で行っていたことを自動化しました。
- Slackチャンネルの作成
- チャンネル名、招待者を、入力値に応じて決定、
チャンネル作成まで自動的に行われる。
- チャンネル名、招待者を、入力値に応じて決定、
- Slackチャンネルへ案内メッセージの投稿
- 案内文はベースがあり、BPさんや参画案件ごとに部分的に内容が変わる。
その部分的に変化する箇所を、入力値に応じて自動的に変更される。
- 案内文はベースがあり、BPさんや参画案件ごとに部分的に内容が変わる。
- 案内メッセージ内に含める緊急連絡先情報の取得
- 緊急連絡先はスプレッドシートで管理しており、入力値に応じて自動的に取得できる。
kickflowからの申請項目を入力値としており、
担当者はkickflowの申請を行うのみで、やりたいことを実現できます。
業務フロー図で表すと以下のように改善されます。
Before
After
おわりに
自動化することで、記載漏れやミスを軽減するとともに、
大幅な工数削減を実現しました。
手動で行っていたものを自動化するにあたり、
実装面はもちろん、関係者へのヒアリングや会議の日程調整など、
複数の関係者との調整力も身に付きました。
このような業務の自動化について、
下記の記事でも紹介しておりますので、
ぜひ併せてご覧ください!
Slackチャンネル作成時の誤招待を防止!kickflow×Zapierによる自動化フローの構築事例
アジアクエスト株式会社では一緒に働いていただける方を募集しています。
興味のある方は以下のURLを御覧ください。