ProgateのWeb開発コース(Node.js)で学んだメリット・デメリットと効果的な学習法
目次
はじめに
デジタルインテグレーション部Webソリューション1課の永谷です。
本記事では、私がProgateでWeb開発コース(Node.js)を学習した経験についてお伝えします。
私はこのコースを通じて、JavaScriptやNode.js、HTML/CSSの基礎を学びながら、これらを活用したWebアプリケーション開発の基本的な流れや仕組みを理解できました。
これからWeb開発でJavaScriptやNode.jsの活用を考えている方や、Progateでの学習を検討している方にとって、参考になる内容になれば幸いです。
コースの構成と内容
ProgateのWeb開発コース(Node.js)は、Webアプリケーション開発に必要な基本的な知識を段階的に学べるカリキュラムが用意されています。
HTML/CSSの基礎からJavaScript、Node.js、MySQLまで幅広い技術を網羅しており、実際のアプリケーション開発に必要なスキルを効率的に習得できます。
HTMLとCSS
HTML/CSSの基礎を学ぶセクションでは、Webページの基本的な構造やスタイルの設定方法を学習します。
- 初級編: 段落、リンク、画像の追加、CSSでの色指定やレイアウトの調整(ボーダー、パディング、マージン)
- 中級編: ヘッダーやフッターの作成、ページ全体のレイアウト構築
JavaScript
JavaScriptの基礎から応用までをカバーするコースでは、ES6をベースに、プログラミングの基本概念を学びます。以下のような内容を段階的に習得していきます。
- JavaScript 1~3: 変数や定数、条件分岐、繰り返し処理、配列やオブジェクトの操作、関数やアロー関数の使い方、スコープの理解
- JavaScript 6~7: 配列の操作(push、forEach、find、filter、map)や、コールバック関数の理解
Node.js
Node.jsコースでは、サーバーサイドJavaScriptの基礎から始め、Expressを用いたWebサーバーの構築方法を学びます。データベースの操作やCRUD機能(作成・読み取り・更新・削除)の実装を通して、フルスタック開発の基礎を学びます。
- Node.js 1: Node.jsの基本的な説明とExpressフレームワークの導入、ページの表示方法、テンプレートエンジン(EJS)の使用方法
- Node.js 2: データベース(MySQL)の利用方法、フォームのデータ受け取りやリダイレクトの実装、SQLクエリの書き方
- Node.js 3: データベースを使った削除・更新機能の実装
MySQL
MySQLコースでは、データベース操作の基本を学びます。クエリの書き方やデータの取得・追加・更新・削除といった操作方法を理解し、データベースと連携するアプリケーションを構築するためのスキルを身につけます。
- MySQL 1: 基本的なクエリの構文、特定の条件でのデータ取得(WHERE、LIKE演算子など)、結果の加工(ORDER BY、LIMIT)
- MySQL 4: データの追加、更新、削除
このように、ProgateのWeb開発コース(Node.js)は、Web開発の基礎から実践的なアプリケーション構築まで、一連の流れを体験しながら学べる構成になっています。
これにより、初心者でもWebアプリケーション開発の全体像を理解し、次のステップに進むための土台を築くことができます。
Web開発コースを活用するメリットとデメリット
メリット
Web開発コースには、以下のようなメリットがあります。
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開発に必要な言語の基礎知識を体系的に学べる
JavaScript、Node.js、HTML、CSSなど、Web開発に必要な言語の基礎を一通り学べるため、Webアプリケーションを開発するための土台をしっかりと築くことができます。
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Webアプリの仕組みと開発の流れを理解できる
クライアントとサーバー間の通信の仕組みや、APIを介したデータのやり取りの方法など、Webアプリケーションの基本的な構造を学ぶことができます。
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簡単なWebアプリであれば自作できるようになる
基礎を身に着けることで、簡単なWebアプリケーションを自作することができるようになります。
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視覚的に理解しやすい学習形式
最初に図やコードを使って概念をわかりやすく説明し、その後に実際にコードを打ち込む形式を採用しています。
このため、理論と実践をバランスよく学ぶことができます。
デメリット
一方で、いくつかの限界やデメリットもあります。
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セキュリティや他の言語、フレームワークに対応していない
Webアプリケーション開発にはセキュリティ対策や他のプログラミング言語、フレームワークと組み合わせた高度な知識が求められますが、Web開発コースだけではこれらの知識を深く学ぶことはできません。
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環境構築に関する実践的な経験が得られない
Progateはオンライン環境で学習が完結するため、実際のローカル環境にNode.jsや関連ツールをインストールし、開発環境を構築する経験を得ることができません。
学習を進めるにあたって行ったこと
Progateでの学習を進める中で、いくつかの方法を試しながら学びを深めました。 以下に、実際に行ったことを簡潔にまとめました。
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ノートに重要なポイントを簡潔にまとめる
学習中に理解した内容や重要なポイントをノートに項目ごとに整理し、見返したときにわかりやすいようまとめました。
これにより、学んだ内容を体系的に整理し、自分のペースで学習を進めることができました。 -
アウトプットしながら復習
ただ座学として学ぶだけでなく、学んだ内容をすぐに復習し、実際にコードを書いてアウトプットすることで、記憶の定着を図りました。
アウトプットする際には、ToDoリストや掲示板などの小さなアプリケーションを自作することも有効であると感じました。 -
他のリソースを活用して知識を補う
環境構築やデバッグのスキルを身につけるために公式ドキュメントや専門的な記事を参照し、オンライン学習では得られない実践的な知識を補うようにしました。
実際に一から行おうとすると出来ないことやわからないことが多く、それについての学習も必要であると感じました。
さいごに
ProgateのWeb開発コース(Node.js)を通じて、Web開発に必要な基礎知識を効率よく学ぶことができました。
HTML/CSS、JavaScript、Node.js、MySQLの基礎を体系的に学ぶことで、Webアプリケーション開発の全体像を理解する上でとても役立ちました。
しかし、基礎を学ぶだけでは、実際の開発現場で求められるスキルや知識として足りません。
Web開発の分野は非常に広いため、次のステップとして、環境構築やデプロイ、セキュリティ対策などについての学習が必要だと感じています。
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