はじめまして!デジタルエンジニアリング部の久木田です。
今年の9月末にAWS Certified Solutions Architect - Associate(AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト)に合格したため、合格までの道のりを記していきます。
タイトルのとおり、私はAWS Certified Cloud Practitioner(AWS認定クラウドプラクティショナー)の試験に3回落ちています。お恥ずかしい限りです…
そんな私でも1ヶ月の学習で一発合格できたので、この記事がこれから受験を予定されている方や、自信がなくて今一歩受験に踏み切れていない方のお力になれば幸いです。
AWS Certified Solutions Architect - Associate(以下、AWS SAA)はAWSの認定資格の1つで、クラウドアーキテクチャの設計・構築についての知識を問うAssociate*レベルの試験です。
*AWSの認定資格はFoundational、Associate、Professional、Specialtyの4つに分類され、Associateは初級〜中級者向けのレベルです。
また、前述のAWS Certified Cloud Practitioner(以下、AWS CLF)はFoundationalで、基礎レベルにあたります。
受験日 | 点数 |
---|---|
2023/12/9 | 598 |
2024/3/25 | 642 |
2024/6/2 | 670 |
2024/6/16 | 733 |
AWS CLFは4回目でようやく合格しました。 試験範囲や勉強方法を間違えた挙句、期間を空けて集中せずにダラダラやってしまった結果です。
「三度目の正直」ではなく「二度あることは三度ある」ですね…
そのため今回は反省を活かして、まず試験範囲の確認、そしてアウトプット中心に学習を進めていきました。
(模擬問題付き)徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書 第3版[SAA-C03]対応
Ping-t(無料範囲のみ)
上記教材を用いて、以下の流れで学習を進めていきました。
日程 | 内容 | 心境 |
---|---|---|
9月1週目 | 黒本を2週する。 | AWS CLFの時と違い、内容がスーッと頭に入ってきている…気がする。 |
9月2週目 | Udemy問題集の1周目を実施。 | 正答率が平均40%代と低く、心が折れる。 |
9月3週目 | Udemy問題集の2周目を実施。 | 正答率は平均60%代に上がるも、心は折れたまま。 |
9月4週目 | Ping-tを用いて漏れている知識をインプット。 | Ping-tの演習問題を実施したところ正答率が80%を超えて、折れた心が少し戻る。 |
9月5週目 | 今までに間違えた問題を復習、再度解説を読み込む。 | Udemyで生まれた不安とPing-tで生まれた自信を持ちつつ、本番に向けてラストスパート。 |
試験時間のおおよそ前半で問題を1周して一通り回答、残りの時間で解き直しをすること
わからない問題が出てきた時は、AWS Well-Architectedフレームワークの6つの柱(運用上の優秀性・セキュリティ・信頼性・パフォーマンス効率・コスト最適化・持続可能性)を思い出すこと
それでもわからない場合は、あまり考え過ぎずに他の問題を解くこと
合格しているか微妙というのが率直な感想でした。 自信を持って答えられた問題が約20問ほどと多くはなく、あまり手応えを感じませんでした。Udemyの問題集を集中的に対策していたので、頻出問題は自信を持って答えられましたが、問題集に出なかったサービスの問題には苦戦しました。
個人の感想ですが、問題の難度はPing-tの試験レベル < 試験本番 < Udemy問題集
の順と感じました。
Udemyの演習問題を繰り返し解いたこと
Ping-tの無料範囲を実施していたこと
不安を感じるかもしれませんが、頑張って勉強してきた自分を信じて臨んでください。
試験中に集中力が切れてきたと思ったら、一度深呼吸をしましょう。
AWS CLF取得で苦労したのでAWS試験を受けるのに躊躇いがあったのですが、しっかり対策を行うことでAssociateレベルでも1発合格できると自信に繋がりました。
この勢いのまま、次はProfessionalレベルのAWS Certified Solutions Architect - Professionalに挑戦することを視野に、学習を続けていきたいと思います。
本記事が少しでも誰かの役に立ち、不安を抱いている方の挑戦する勇気を奮い起こせるものとなることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
受験後に合格体験記としてテックブログを執筆する予定だったので、受験前から「クラウドプラクティショナーに3回落ちた」と「一発合格」をタイトルに入れようと決めていました。
1回目で合格して一安心です。