みなさん、こんにちは!アジアクエスト テックブログ推進チームです。
普段は業務のかたわら、このテックブログの校正・記事公開を担当しています。
弊社のテックブログは2019年に発足し、現在6年目になります。
発足当初から以下の目的を掲げて推進してきました。
2023年12月に公開された「テックブログを3年間運営してみて」という記事では、立ち上げメンバーである佐藤さんが運営目線で活動を振り返っています。
その後も、テックブログ推進チームでは多くの施策に取り組んできました。
上記の記事執筆当時の記事数はおよそ50記事でしたが、現在では240記事を超えています!
求職者やお客さまへの発信の場として効果が確認された事例もあり、成果が上がっていると感じています。
今後さらにテックブログを盛り上げていくため、社員にアンケートを実施しました。
本記事ではそのアンケート結果を中心に、これまでの施策と、今後のテックブログチームの展望について執筆したいと思います。
アジアクエスト全社員を対象に、匿名のアンケートを2024年から2年連続で実施しております。
1回目
集計期間:2024/1/29~2024/2/8
回答数:68
2回目
集計期間:2025/2/14~2025/2/26
回答数:75
社員のみなさんに継続してテックブログへ関心をお寄せいただき、ご協力いただけていることがわかります。
本記事では特に2025年の結果にフォーカスしてまとめていきます。
執筆経験の有無に関わらず幅広く回答していただけました。
「記事を書いてみたいと思いますか?」という質問に対し、「書きたい!」「機会があれば書きたい」といった前向きな回答が全体の約半数を占めました。
執筆経験のある方には、今後も執筆したいか回答していただきましたが、前向きな回答がほとんどでした。
一度執筆を経験した方は、その活動に価値ややりがいを感じてもらえることが多いと考えられます。
今後はこの前向きな意欲を最大限に活かすための施策を検討し、テックブログのさらなる活性化を目指します。
同時に、新規執筆者を増やすことも重要な目標だと考えています。
「執筆活動において直面している障壁は何ですか?」という質問に対し、複数選択ありで回答していただきました。
推進チームとしては、執筆へ前向きな意欲がある方への効果が高い施策の優先度を上げたいため、「記事を書いてみたいと思いますか?」への回答と組み合わせて集計しました。
「書きたい!」と回答した方は全員「時間が無い」ことが課題だと回答していました。
また、「機会があれば書きたい」と回答した方の中でも1番多い課題が「時間が無い」でした。
書きたい方にはもちろん書いてほしいので、業務などで忙しい中でも書きやすい状態を目指すことは重要課題だと位置付けました。
これを受けて、執筆にかける時間を短くするための施策として「記事テンプレート」を作成しました。
構成で悩む時間を節約していただければと考えています。
例として技術比較記事のテンプレートをご紹介します。他にも最新情報やイベントレポート、エラー解消記事のテンプレートを作成しています。
以下のような形で、構成・内容について、ガイドとなるような形です。
「機会があれば書きたい」と回答した方の中で2番目に多い課題が「何を書いたらいいかわからない」でした。
この課題に対しては以下の取り組みを実施しています。
「機会があれば書きたい」と回答した方の中で3番目に多い回答は、「特に障壁はない」でした。
その方々にはぜひ執筆にチャレンジしてほしいと思っています!
「機会があれば書きたい」と回答した方にとっては“機会”そのものの存在が重要なのかもしれません。
機会創出の取り組みとして、これまで以下のような企画を実施してきました。
今後も引き続き、機会創出について考えていきます。
「書きたい!」「機会があれば書きたい」と回答した方の中には、「やり方がわからない」と答えた方は少なかったです。
身近な社員や推進チームに質問できることや、執筆手順など情報をまとめたサイトを参照できることが、適切に届いていると考えて良さそうです。
引き続き執筆のしやすさは考慮していきたいと思っております。
最近では、執筆ハードルを下げる取り組みとして、記事提出方法の選択肢を増やしました。
これまではGitHub経由での提出に限定していましたが、新たにGoogle ドキュメントでの提出も可能にしました。
これにより、自身の使い慣れたツールに合わせて、よりストレスなく記事を提出できるようになります。
Google ドキュメントではGeminiも使いやすいので、執筆中に構成や表現について相談したり、ドラフト段階でレビューを依頼したりするなど、執筆プロセス全体の質の向上に繋がる副次的な効果も期待しています。
選択肢に用意していなかったのですが、自由記述として「記事に書くほどの知識を持っていない」といった内容の回答が5件ありました。
私たちは、社員が持つ現在の知識を整理し、学びながらアウトプットすること自体が、その社員にとって良い影響をもたらすと考えています。
そのため、テックブログは経験豊富な社員だけでなく、エンジニア初心者の方々にも積極的に執筆していただきたいと考えています。
これまで、初心者の執筆へのハードルを下げるために、いくつかの施策を実施してきました。
これらの施策を通じて、知識量に関わらず誰もが気軽にテックブログ執筆に挑戦できる文化を醸成し、社員一人ひとりの成長と、社内全体の技術力向上に貢献していきたいと考えています。
複数選択ありで回答していただきました。ベスト3を発表します!
第1位:ケーススタディ(実際のプロジェクトでの成功事例や失敗事例など)
第2位:技術の最新情報(最新の動向や予測など)
第3位:開発に関するTips(便利なツールなど小ネタ)
アジアクエストの社員がどんな記事を読みたいのか、参考になりました。
実用的な事例、ケーススタディを読みたい方が多かったです。
特に社内では生成AIを業務に活用していることも多く、昨年よりさらに実体験を濃く反映された内容が期待されているのかもしれません。
業務利用している内容だと、どこまで書いていいのか漠然とした不安があると思うので、今後はガイドラインを作成するなどのサポートを検討していきます。
社員同士のナレッジ共有をより活発にしていければと考えています。
以下のような回答がありました。
中には社員名指しで書いてほしいという意見もありましたので、本人に伝えさせていただきました。
社員のみなさん!ぜひこのようなテーマで執筆してみませんか?
今回のアンケート結果を通じて、アジアクエストの社員がテックブログに対してどのような期待を持っているのか、またどのような課題を感じているのかを具体的に把握することができました。
引き続き、テックブログ推進チームは社員のみなさんがより積極的に記事の執筆や情報発信に参加しやすくなるような企画やサポート体制を整えていきたいと考えています。
本記事を通して、アジアクエストの技術情報発信に対する取り組みにご興味を持っていただけましたら幸いです!