本棚です。
ここ1年くらいで私が読んだ本をひたすら挙げていきます。
私は文字を読むのが遅いのと、ついじっくり全部読んでしまうタイプなので、週1冊ペースくらいです。
本屋をブラブラして興味ある本を手にとったり、LT会をきっかけとして興味が沸いて深掘りしたりといった経験は皆さんにもあると思います。
そういう気持ちで本棚として使っていただければ幸いです。 終わりのほうに「〇〇な人におすすめ」みたいな項目もあります。
参考までに私のざっくりとした業務内容は以下となります。
一応プログラマーが本業です。
技術的な知識を得ることはもちろん大切ですが、エンジニアである前にビジネスマンです。
先輩や同僚の時間を奪わないビジネスのコツが凝縮されているので1年目に学んでおくと今後一生役立ちます。
基本を知った上で独自の手法を開拓するのと、最初から思いつきで動くのでは効率が段違いです。いわゆる守破離ってやつです。
特筆すべきは「コードレビュー」で1章まるまる使っていることです。
保守性についての書籍は多くありますが、「コードレビュー」に関する書籍はあまりないのでおすすめします。
視座が上がっていく音がする本です。
「私は何のために目先のタスクをこなしているのか」に他人の立場から答えられますか?
部長は何を目的として、課長は何を目的として、係長は何を目的としているのか。
一段高い抽象度で目先のタスクを観測して自分の行動戦略を練られるようになります。
よほどの天才でない限り、人は知っていることしか思いつきません。
仮に1冊から学べたことがたった3行の文章であったとしても、その3行を自力で思いつくためにはそれぞれの著者のように何十年分の土台を築いた上で体験するところまで到達する必要があります。
その数十年の過程がたった数時間、1000円前後の投資で得られます。
技術書は3000円とかするので躊躇うこともありますが、「自力で書籍の内容を思いつけるか?」を考えると買ったほうが手っ取り早いです。
これは最近見かけた共感できる文章をうろ覚えで思い出したものです。
「一流とそれ以外を分けるのは視点の数である。
大空から見渡す大きな視点と、微細なものを見逃さない小さな視点。
視点を持たない者は持つ者には勝てない。
そして、強者の視点を数えられるのは同じ強者だけである。」
上司が一流にならないと、一流の部下を評価できず、ベストパフォーマンスを引き出せない。
部下が一流にならないと、一流の上司の考えを理解できず、上司の仕事を増やし組織のパフォーマンスを引き出せない。
一流と同じ視点で会話できるよう、今日も今日とて視点を増やす作業をしていくのです。