デジタルエンジニアリング部の阪東です。
本記事では、OSS-DB Silverに合格した勉強方法をご紹介します。
今後、OSS-DB Silverを受験される方の一助となれば幸いです。
オープンソースデータベース、主にPostgreSQLに関する知識を有することを証明する認定資格です。
詳細を公式ホームページから抜粋して記載します。
試験会場は、特別な理由がない限りはテストセンターがおすすめです。
自宅受験では、少し視線をズラしただけで試験監督に注意され、やりにくかったという体験談を聞いたためです。
大きく分けて以下2つの方法で学習しました。
OSS教科書は最後に模擬試験がついており、そちらが合格の要となりました。
模擬試験以外の部分は2周読み、模擬試験は3周解きました。
1周目は朝にじっくり読んで、夜に斜め読み程度に復習することで知識の定着を図りました。
2周目は流し読みし、知識のヌケモレが無いか確認しました。
模擬試験は解く時間<<解説を読む時間としました。
試験時間が短いので、正答を見つける力と同じかそれ以上に誤答を選択肢から外す力が必要になります。
そのため、誤答の解説も読み込み回答時間の短縮を目指しました。
PostgreSQLのインストールやDBの構築など、実務での経験が無い部分は実践して知識を定着させました。
演習問題が物足りない方や通勤時間等の隙間時間に学習したい方は、Ping-tを活用するとよいと思います。
公式の例題も随時問題が追加されており、最新の傾向が知れてよさそうです(試験前に知りたかった…)。
試験問題はOSS教科書の模擬試験と同等レベルで、初めて見るような問題も特になかったので、教材はOSS教科書だけで十分だと思いました。
失点箇所は実務経験が無い運用管理セクションのみでした。
実務経験が無い分野は知識の定着が難しいので、学習方法の2つ目にあげたようなハンズオン学習を増やすことで得点率を上げられたと思います。
試験勉強を通じて、データベースに関する体系的な知識を獲得できました。
業務で日々アウトプットを繰り返すことで知識の持ち腐れとならないようにしたいです。
今後は、パフォーマンスチューニングなどより高度な知識を身につけるため、上位資格であるOSS-DB Goldの取得を目指していきます。
以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。