クラウドインテグレーション部の今村です。
この度6月20日、21日に行われたAWS Summit Japan 2024 にて「2024 Japan AWS All Certifications Engineers」をいただきました。
2024 Japan AWS All Certifications Engineers は「AWS Certified Data Engineer - Associate」を除く、AWSの認定資格を保有する技術者で、AWSパートナー企業(AWSパートナーネットワーク(APN))に所属する個人を表彰するものです。
今年は過去最多の1217名が選出されました。
本発表は以下の記事から確認ができます。
A2024 Japan AWS All Certifications Engineers の発表
今回はこちらを目指すことになったきっかけやアジアクエストの取り組み、全冠達成後の変化をまとめていきたいと思います。
また、アジアクエストのコーポレートサイトにも資格祭り&表彰式に関するお知らせが記載されているのでよろしければ合わせてご覧ください。
【AWS Japan社 共同開催イベント】「AWS認定資格祭り」の表彰式を行いました
まず最初にアジアクエストでの受賞状況です。
今年は合計7名2024 Japan AWS All Certifications Engineers を頂くことができました。
2023年のAWS Summitにて初めてアジアクエストから全冠達成者が1名達成し、1年後に7名まで増えることができました。
以下は2024 Japan AWS All Certifications Engineersで受賞した際の様子です。
アジアクエストの取り組みを紹介する前に私の受験履歴とAll Certifications Engineersを目指すきっかけについて書いていきます。
受験履歴をご紹介します。
受験順 | 試験名 | コード | 受験日 | スコア |
---|---|---|---|---|
1 | AWS Certified Cloud Practitioner | CLF | 2021/04/27 | 869 |
2 | AWS Certified Solutions Architect - Associate | SAA | 2021/10/31 | 736 |
3 | AWS Certified Developer - Associate | DVA | 2023/05/03 | 822 |
4 | AWS Certified Solutions Architect - Professional | SAP | 2023/05/28 | 764 |
5 | AWS Certified Security - Specialty | SCS | 2023/06/25 | 845 |
6 | AWS Certified Database - Specialty | DBS | 2023/12/26 | 797 |
7 | AWS Certified DevOps Engineer - Professional | DOP | 2024/02/18 | 844 |
8 | AWS Certified SysOps Administrator - Associate | SOA | 2024/02/24 | 786 |
9 | AWS Certified Machine Learning - Specialty | MLS | 2024/02/25 | 819 |
10 | AWS Certified Data Analytics - Specialty | DAS | 2024/03/02 | 834 |
11 | AWS Certified: SAP on AWS - Specialty | PAS | 2024/03/05 | 873 |
12 | AWS Certified Advanced Networking - Specialty | ANS | 2024/03/09 | 844 |
13 | AWS Certified Data Engineer - Associate | DEA | 2024/05/19 | 799 |
2024 Japan AWS All Certifications Engineersの要件にはありませんが、AWS Certified Data Engineer - Associateも最近取得したため記載しています。
最初にクラウドに興味を持ってからCLFとSAAを取得してからクラウド未経験としてアジアクエストに入社しました。
この時点ではまだ本格的にAWS認定資格を取得しようとは考えてなかったです。
AWS認定資格を取得していこうと思ったきっかけは昨年開催されたAWS Summit Tokyo 2023に現地参加したことです。
初めてのオフラインのイベントに参加したということもあり会場や参加者の雰囲気や熱気に吞まれ、もっとAWSに詳しくなっていきたいと感じたのを覚えています。
その後、業務に関連するAWS認定を確認して次はこれを取ろうなど目標を立てて取得していました。
業務で使用する予定又は使用したサービスを資格勉強でアウトプットしていくやり方は、知識の定着と自分への自信にも繋がったので今振り返るといいやり方だったなと思います。
つづいて2024年1月からそのモチベーションがさらに上がり、継続したきっかけは社内施策として行われたAWS認定資格祭りとAWS ALL Certifications Engineers支援制度です。
こちらはAWS JapanとアジアクエストのCCoE活動チームが共催したAWS認定資格取得を推進したイベントです。
全社員が対象で、2023年4月~2024年3月までの1年間でAWS認定資格を取得した社員の表彰・報奨金支給を行うイベントで文字通りお祭りなイベントでした。
開催期間中に会社全体で160資格のAWS認定資格を取得し、普段業務でクラウドを利用することがない部署の方もAWSの認定資格にチャレンジするなど、全社員で資格を取得していく施策でした。
また、AWS認定資格祭りの取り組みが功を奏し、AWS認定資格取得数が「200」「300」を超える企業として、以下の認定数達成表彰を頂きました。
施策は終了しましたが、今現在も全社的にAWS認定資格は増えており技術研鑽や資格取得の文化が根付きつつある施策だったと思います。
続いての施策はAWS ALL Certifications Engineers支援制度です。
施策概要としては、一定数AWS認定資格を取得している状態で2年以内に全冠達成することが条件になりますが、全冠達成者(AWS ALL Certifications Engineers受賞)は、ベネフィットとして臨時賞与が支給されます。
また、AWS ALL Certifications Engineersを目指すメンバーが集まり、AWSの最新情報、認定資格に関する有益な情報やナレッジを共有する定期的なミーティングを開催しています。
私は2024年1月に部長から声をかけてもらい、支援制度を活用し、AWS ALL Certifications Engineersへのチャレンジを決意しました。
当時は既に6資格を取得していましたが、全冠達成をするのには2024年いっぱいかかると思っていました。
しかし、実際目標として掲げたことでモチベーションが上がり結果としてわずか2か月で全冠達成をすることができました。
以上の2つの施策で会社全体で資格取得を推進していたことや私自身が全冠取得を目標として会社に宣言していたことが結果としてモチベーションの維持をすることができたと思います。
今回紹介した2つの社内施策については別の記事でも紹介をしているので詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
AWS認定資格全冠を達成してみての振り返り
全冠達成後、業務に大きな変化があったかについてですが、2点ありました。
1点目は対応できる幅が広がったと感じています。今までオンプレミスのインフラエンジニアとして業務をしていたためAWSのサービスもVPCやEC2といったインフラサービスを中心に触っていました。
AWS認定資格の勉強の中でインフラ以外のサービスについてもハンズオンやサービスを知るきっかけになりました。
2点目は業務中のスタンスが変わったと思います。全冠取得をしたことでAWSやクラウドに対して求められる技術水準が上がることは容易に想像がつきます。
正直名前負けしているところもあるとは思いますが、周りから見て名前負けしていると思われないないように情報のキャッチアップや発信、業務で求められている以上の技術を提供することをより一層意識して業務に取り組むようになりました。
以上、AWS認定資格全冠達成と2024 Japan AWS All Certifications Engineersの受賞の内容でした。
AWS ALL Certifications Engineers支援制度は2023年に開始され現在も継続しています。
メンバーも現在進行形で増えており今年来年も続々と参加者が増える見込みです。今後は、自身のスキル向上と並行し、新しくチャレンジしていくメンバーに対してサポートを行いより技術研鑽の文化を根付かせていきたいと思います。
最後にアジアクエストでは一緒に働く方を募集しています。
私のようにクラウドやAWSについて未経験や経験が浅くともメンバーとともに急成長していけますのでこの記事を見て興味をもってくださったかたはカジュアル面談や採用面談でお話ししましょう。その際にこの記事を見たと言ってくださるとうれしいです。